俳優の伊藤健太郎さんが所属していた「イマージュエンターテインメント」を退社することが話題になっています。
彼は2020年にひき逃げの容疑で逮捕され、その後活動を自粛しましたが、2021年に復帰。
最近は地上波ドラマにも出演し、活動が順調に再開している中での退社となります。
では、巨額な賠償金問題も関わっているのでしょうか?
また契約満了で事務所を離れるとありましたが
返済が終わっていないはずの事務所の退社をなぜ選んだのか?
この記事では、伊藤健太郎さんの退社理由や賠償金の状況、そして支えてきた事務所との関係について詳しく見ていきます。
伊藤健太郎の退社で賠償金の返済はどうなる?
伊藤健太郎さんは、ひき逃げ容疑で逮捕された際、約7億9000万円という巨額の違約金が発生したと報じられました。
この金額には、CMや映画出演のキャンセルによる賠償金も含まれています。
賠償金の支払いはどう進んでいるのか?
2021年の復帰後、伊藤さんはメディアで「働いて返していく」という意向を示しており、賠償金の返済を進めていることを明かしていました。
賠償金の負担は、所属事務所も大きく関与していたとされ、彼が活動を続けることで少しずつ返済していく形が取られていたようです。
一般的な賠償金の対応方法
芸能人が問題を起こし、契約違反による賠償金が発生した場合、以下のような対応が取られます。
- 賠償金の発生原因
- 主にCM出演や番組契約の違反によって発生
- 広告主や制作会社から賠償請求が事務所に届く
- 特にCMの場合、放映停止やキャンセルにより高額になることが多い
- 請求内容の精査
- 事務所が請求内容を確認し、損害の規模や契約内容に基づいて賠償額を精査
- 広告主や関係者と協議し、金額の調整を行うことがある
- タレントへの負担
- 最終的に、タレントが賠償金を負担する場合が多い
- タレントの今後の活動から発生する収入を使って返済を進める
- 返済計画の立案
- 一度に支払えない場合は、長期的な返済計画を組む
- タレントが働きながら、少しずつ賠償金を返済していく
- 事務所のサポート
- 事務所がタレントの活動再開を支援し、返済のサポートを行う
- トラブル対応や賠償交渉も含め、事務所がバックアップを担当
このように、賠償金対応は、事務所とタレントが連携しながら、長期間にわたって行われることが一般的です。
退社による賠償金への影響
伊藤さんの退社が賠償金の返済にどのような影響を及ぼすかは今のところ不明ですが、今後は個人での活動を通じて返済を続ける可能性がありますね。
事務所を離れたことでサポート体制が変わるかもしれませんが、芸能界での仕事を続ける限り、賠償金問題は避けられない課題と言えます。
伊藤健太郎の退社理由は満期?
伊藤健太郎さんの退社については、多くの人々が疑問を抱いています。
活動が順調に進み出したタイミングでの退社に、「なぜ今?」という声が上がっているのです。
報道では満期完了とありましたが果たして本当なのでしょうか?
支えてくれた事務所を辞める理由
伊藤さんが2020年の事故で自粛を余儀なくされた際、彼を支えたのがイマージュエンターテインメントでした。
一度は事務所を離れて別の事務所に移籍していたものの、事故の直前である2020年にイマージュに復帰。その後の活動再開にあたり、事務所は彼を積極的にサポートしました。
しかし、今回の退社報道を受けて、一部のファンからは「事務所に多大な恩があるはずなのに、なぜ辞めるのか?」という批判も少なくありません。
賠償金の支払い問題や新しいキャリアを模索するための決断とも考えられますが、詳細な退社理由は公表されていません。
今回のケース以外で過去に芸能人が事務所を退社する理由をみて考察してみましょう。
一般的な事務所の退社理由
・収入や金銭的なメリットを求めて
芸能人が事務所を辞める理由の一つは、収入の増加や節税など、金銭的なメリットを求めることです。
事務所に所属している場合、仕事のギャラの一部を事務所に手数料として支払う必要がありますが、独立すればその分の収入が増える可能性があります。
また、個人事務所を設立することで法人税の適用を受け、節税ができるというメリットもあります。
・決定権を自分で持ちたい
事務所に所属していると、仕事の内容やイメージ戦略などは事務所の方針に従わなければならないことが多いです。
しかし、独立すれば自分の判断で仕事を選び、セルフプロデュースを行うことが可能になります。
これにより、より自由に自分のキャリアを築くことができるため、決定権を持ちたいと考える芸能人は独立を選ぶことがあります。
・事務所のサポートに対する不満
事務所のサポート体制に不満を感じることも、辞める理由の一つです。
仕事のマネジメントやプロモーションが思うように進まなかったり、事務所のサポートが不足していると感じた場合、別の事務所への移籍や独立を選ぶことがあります。
・事務所の方針やトップの世代交代
事務所の経営方針が変わったり、トップが交代したりすることで、芸能人が辞めるケースもあります。
事務所の方針と自分のビジョンが合わなくなったり、新しいトップの方針に納得できない場合、移籍や独立を選択することがあります。
・SNSや新しいメディアの普及
YouTubeやSNSが普及した現代では、事務所に所属せずとも個人で活動しやすくなっています。
自分のメディアを通じて発信できる場が増えたため、事務所に縛られない活動を選ぶ芸能人が増えているのです。
今回のケースではどれが当てはまるのかは分かりませんが、事故の損害賠償金について事務所がサポートしていたそうなのでこの中で当てはまるものがあるのかは分かりませんね。
降板した作品などの賠償金が7億9000万円とも言われており、本人も2021年5月1日に放送されたTBS系『新・情報7daysニュースキャスター』の取材に対して“規模的にはそれぐらいのお話になってくると思います”と認めていました」(芸能ライター)
同番組では、賠償金の返済について「働いて……って感じですかね」とたどたどしく答えていた伊藤。
伊藤健太郎とイマージュエンターテインメントとの関係
デビュー当初から同事務所に所属していた彼ですが、2017年に一度別の事務所に移籍。
その後、2020年9月に再びイマージュに復帰しました。
事故後も支え続けた事務所
2020年の事故後、伊藤さんが活動を休止していた間、イマージュエンターテインメントは彼を支え続け、再起への道を模索していました。
そのサポートのおかげで2021年に活動を再開し、今年は地上波ドラマへの復帰も果たしています。
このように、事務所との関係は深く、伊藤さんにとって重要な存在だったことは間違いありません。
伊藤さんが退社を決意した背景は今表には出ていませんが、今後のキャリアや賠償金返済の方針が関わっている可能性もあります。
真相は分かりませんが、もしかしたら個人での活動を選ぶことで、自らの裁量で仕事を進めた方が賠償金の返済も早いと考えたのかもしれませんね。
追記
伊藤健太郎さんは事務所を退社後、小栗旬さんが社長の大手事務所トライストーンに籍を置くことになりそうです。
借金についても以下の様に報道されていました。
ピーク時に8億円近くまで膨れ上がった違約金は、不起訴になったことで4分の1程度に減額されたが、前事務所は2億円近くを立て替えているという。
「少しずつ返済してきましたが、完済するためにはいま以上に活躍しなくてはならない。そのためにも再出発が不可欠で、本人はますます仕事への意欲に燃えているそうです」(前出・芸能関係者)
まとめ
伊藤健太郎さんの退社は、支えてくれた事務所との関係や賠償金問題を考えると、大きな決断だったことが伺えます。
巨額な賠償金問題を抱えながらも、彼は新たなステージに向けて一歩踏み出そうとしているようです。
今後の彼の活動や、賠償金問題の解決にどのように取り組んでいくのか、注目が集まります。
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