唐田えりかさんが、Netflixシリーズ「極悪女王」で丸刈り坊主に挑んだ姿が話題を呼んでいます。
もともと華奢なイメージのある彼女ですが、今回の役作りではプロレスラーの体型に近づけるための増量も行い、その外見が大きく変化しました。
この壮絶な役作りの過程で、彼女はどのような覚悟を持って臨んだのでしょうか？
果たして、唐田さんはどのようにして役柄に向き合い、自身を変えていったのか？
また、丸刈りへの挑戦の背景にはどのような思いがあったのか？
詳しく見ていきましょう。
唐田えりかが丸刈り坊主になった理由とは？
唐田えりかさんが今回のNetflixドラマ「極悪女王」で演じるのは、1980年代の女子プロレス界で絶大な人気を誇った長与千種役です。
このドラマでは、特に伝説の試合である「敗者髪切りデスマッチ」が描かれ、その中で唐田さんが実際に丸刈り坊主になるシーンが大きな注目を集めました。
唐田さんが丸刈りに挑んだのは、カツラを使わないリアリティを追求した演出のため。
事務所や制作側からはカツラでの対応も提案されましたが、唐田さんはあえて自らの髪を切ることを選びました。
この覚悟には、「この役を演じきることで、自分自身に問い続けていた“女優としての在り方”を示したい」という強い思いがありました。
彼女は過去に俳優・東出昌大さんとの不倫騒動で世間の注目を集め、一時は芸能活動を休止しました。
しかし、その期間を経て再び舞台に立つ覚悟を固めた唐田さんにとって、長与千種役を演じることは自らの再生を意味するものでした。
この役で流す汗と涙、髪を失うことさえも彼女にとっての象徴的な一歩だったのです。
丸刈り坊主への挑戦で見えた女優としての覚悟
「この仕事を続けていいのか悩んでいた」という唐田さんは、事務所の支えや周囲の励ましを受け、役を演じることで自分の居場所を再確認しました。
その過程で、唐田さんは「ただの役作りではない、女優としての決意を示すために自らの髪を差し出した」という強い意志を示しました。
この決断は一見、極端に思えるかもしれませんが、唐田さんにとっては「誰かに見てもらう価値のある自分であり続けたい」という願いの表れだったのです。
プロレスという肉体的にも精神的にも厳しい世界を舞台にした作品だからこそ、彼女は妥協を許さなかったのです。
唐田えりかが増量して挑んだプロレス体型、体作りの苦悩
さらに、唐田えりかさんが驚かせたのはその体型の変化です。長与千種役を演じるにあたり、プロレスラーとしての体型を再現するため、彼女は体重を増やすことを余儀なくされました。
通常の活動ではスリムな体型を維持することが求められるモデル・女優業ですが、今回は「ひたすら食べる」というシンプルながらも過酷な挑戦を受け入れました。
唐田さんは週3回のトレーニングと、週2回のプロレス練習をこなしながら体重を増やしていきました。
しかし、トレーニングによってカロリーが消費される中、プロレスラーとしての重厚感を持たせるための増量は容易ではなかったと語ります。
結果として10キロの増量に成功しましたが、その道のりは想像以上に過酷だったそうです。
「食べることが面倒に感じる時期もあった」と苦笑いしながら振り返る唐田さん。
しかしその苦労が報われ、劇中では長与千種として見事に戦う姿を披露しています。
増量の際には栄養士やトレーナーのサポートもあり、細かな体調管理を行いながら“戦える体”を作り上げたのです。
長与千種の試合数の多さが課したプレッシャー
劇中での長与千種は特に試合数が多く、唐田さんにとって大きなプレッシャーでもありました。
演じるキャラクターは“ベビーフェイス”と呼ばれるファンの応援を受ける側であり、そのため相手の攻撃を受け止める“受け身”が重要でした。
このため、唐田さんはプロレス技術の練習にも力を入れ、現実のプロレスラーに近い動きを学びました。
アドレナリンが放出される本番では予測できない出来事もあり、役を演じる上でのフィジカルとメンタルの両面での準備が必要不可欠でした。
極悪女王、唐田えりかが可愛すぎる
— 心理カウンセラー『まさ』またの名をチェ・ゲバラ (@X9SfyFPRIUPAQkn) October 2, 2024
これブレイクあるんじゃないのか？ pic.twitter.com/vzhGAlbKcN
唐田さんは「戦う女優」として自らの限界に挑み、その熱意は視聴者の心に響いています。
まとめ
唐田えりかさんがNetflixドラマ「極悪女王」で見せた丸刈り坊主と増量は、単なる役作り以上の意義を持っていました。
過去の困難を乗り越え、再び芸能界に戻る決意を込めた彼女の姿勢は、多くの人々に感銘を与えています。
華奢なイメージから一転し、プロレスラーとしての迫力ある姿へと変貌を遂げた唐田さんの挑戦は、まさに女優としての新たなスタート地点に立った瞬間と言えるでしょう。
これからも彼女の活躍に注目が集まること間違いありません。
その激変した姿は「極悪女王」での演技を通して観る者の記憶に深く刻まれることでしょう。
